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エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは... | |
エンベデッドシステムスペシャリストは、情報処理技術者試験のスキルレベル4の試験。年1回春期に実施される。 平成21年に「テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)試験」から改称される。 マイコンなど組込みシステム開発の能力が問われる。 午前Ⅰは他のレベル4の試験と共通。 午前Ⅰで合格点を取ると、2年間レベル4・高度情報処理技術者試験の午前Iの科目免除が受けられる。 他の試験同様、過去問からの出題が多い。 | |
エンベデッドシステムスペシャリスト試験内容 | |
【午前Ⅰ】 4択30問 50分 ※ 1問あたり1分40秒 ※ レベル4共通試験 【午前Ⅱ】 4択25問 40分 ※ 1問あたり1分36秒 【午後Ⅰ】 筆記形式 1問中1問を回答 配点40/100 2問中1問を選択して回答 配点60/100 【午後Ⅱ】 筆記形式2問中1問を選択して解答 120分 合格条件:午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰそれぞれで総合得点の満点の60%以上を取ること。 ※ 合格点を下回った試験以降は採点をされない。 | |
エンベデッドシステムスペシャリスト対象者像 | |
高度IT人材として確立した専門分野をもち、組込みシステム開発に関係する広い知識や技能を活用し、最適な組込みシステム開発基盤の構築や組込みシステムの設計・構築・製造を主導的に行う者。 | |
エンベデッドシステムスペシャリスト業務と役割 | |
組込みシステムに関するハードウェアとソフトウェアの要求仕様に基づき、組込みシステムの開発工程において、開発・実装・テストを実施する業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する。 ① 組込みシステムを対象として、機能しようとリアルタイム性を最適に実現するハードウェアとソフトウェアのトレードオフに基づく機能分担を図り、設計書・仕様書の作成を行う。 ② 組込みシステム開発における各工程の作業を主導的に実施する。 ③ 特定の技術・製品分野についての硬度で専門的な知識・開発経験を基に、開発する当該分野の専門家から技術上の知識を獲得して、開発の各工程に反映させる。 ④ 開発を遂行する上での開発環境を整備し改善する。 | |
エンベデッドシステムスペシャリスト 期待する技術水準 | |
要求される機能、性能、品質、信頼性、セキュリティ等をハードウェアへの要求とソフトウェアへの要求に適切に分解し、最適な組込みシステムとして実現するため、次の知識・実践能力が要求される。 ① 機能仕様に基づき、ハードウェアとソフトウェアの適切な組み合わせを実現し、組込みシステム開発における各工程を主導的に遂行できる。 ② 特定の技術・製品分野についての高度で専門的な知識、開発経験を基に、開発する当該分野の専門家から技術上の知識を獲得して、組込みシステム開発の各工程に反映できる。 ③ 組込みしシステム開発を行う上で効果的な開発環境の構築と改善ができる。 | |
エンベデッドシステムスペシャリストレベル対応 | |
共通キャリア・スキルフレームワークの人材像:テクニカルスペシャリストのレベル4の前提要件 | |
〔参考〕企業が必要としている資格 | |
2011年版「いる資格、いらない資格」 | |
2010年版「いる資格、いらない資格」 | |
2009年版「いる資格、いらない資格」 | |
2008年版「いる資格、いらない資格」 | |
2007年版「いる資格、いらない資格」 |
・内部リンク |
ITパスポート試験 |
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エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |
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共通 午前Ⅰ(春) |
共通 午前Ⅰ(秋) |